わくわく歯磨きの8つのポイント!
@わくわく磨き
わくわく歯磨き健康法、第1のポイントは、「ワクワクと楽しみながら、歯に感謝しながら磨くこと」。実は歯磨きも、使う道具や磨き方によっては、気持ちの良い快感磨きが可能なのです。気持ちがいいから止められないという「わくわく磨き」が、気が付かないうちに、生涯私達に質の高い磨き方を苦労なく続けさせ、結果的にプラーク病を予防し、歯を残すのです。それが「わくわく歯磨き健康法」の極意です。わくわく歯磨きは、歯と歯の間が刺激されてとっても気持ちがいいものなのです。そして、信じられないかもしれませんが、同時に歯槽膿漏も徐々に改善していくのです。正しく実行すると歯ぐきからの出血が1週間程で、また歯の動揺が1ヶ月程で止まる方が多くおられます。
A差込み磨き
第2のポイントは、「歯ブラシの毛先を歯と歯の間に痛いと感じるその少し手前まで差し込んで磨くこと」です。でも、決して痛くはしないでください。その時、差し込む歯ブラシの角度に気を付けてください。歯と歯の間が歯槽膿漏の最も起こり易いところです。そして、実はこの部分は上手に刺激すると、とても気持ちのいいハッピーポイントでもあるのです。差し込んだ毛先を曲げないで、かつ出さないようにして1ヵ所20回程振動させましょう。歯ぐきから出血しても、止めないようにしましょう。(白血病など全身的疾患のある方は、専門医の指導をお受け下さい。)
Bながら磨き
第3のポイントは、テレビや新聞を見ながらといった、何かをしながら座って磨く「ながら磨き」です。歯の汚れを丁寧に取り除くのは、結構時間がかかるもの。従来の鏡の前に立って磨く習慣では、決して楽しみながら磨くことはできません。1日1回、わくわくながら磨きの時間を作りましょう。いつも決まった時間に見るテレビ番組などを、ながら磨きの時間にするのもいいですね! ながら磨きの時間は特に決まっていません。何分磨いたというような量ではなくて、自分がどれだけ満足して磨けたかといった「質」が大切です。人から与えられた判断ではなく、自分の感覚や判断を大切にすることが重要です。ながら磨きの終える時間は、あなたが「ああ!すっきりした、気持ちがいい、歯がツルツルする、満足だ」と思ったときです。
C唾磨き
第4のポイントは、歯磨き剤を使わない「唾(つば)磨き」です。歯磨き剤には界面活性剤や研磨剤が入っているため、磨いているうちに歯の表面の唾液由来の免疫物質を失ってしまったり、だんだん歯が摩耗してきます。また長時間磨けません。基本は何もつけずに自分の唾液で磨きましょう。今使っている歯磨剤は一度3ヶ月程使用を止めて「唾液磨き」をしてみましょう。もし、歯磨き剤を使用したいときは、唾磨きが終わった後に、仕上げ磨きとして、時々、あるいはたまに使われてはいかがでしょうか。しかし、その際も、合成界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)の含有していないものを使用して下さい。
D口閉じ奥歯磨き
普通、歯磨きの時は、口を開けて磨きますが、この時顎の筋突起という骨が邪魔をして上の奥歯に歯ブラシが届かず、汚れがたまり、ほとんどの歯がむし歯になっています。そのため、奥歯を磨く時には、口を閉じて、こきざみに歯ブラシを動かしながら奥歯を丁寧に磨きます。
E歯ぐき感覚磨き
第6のポイントは、歯ぐき感覚に目覚めて磨くことです。多くの人は歯磨きの際、鏡を見ながらただゴシゴシと磨いています。そのため、鏡に写らない奥の歯が常に磨き残されるのです。一度、歯を奥まで良く見て、歯の形を確かめて見てください。次に、歯ブラシで歯と接している歯ぐきを上顎、下顎、外側、内側、と全体を触ってみて下さい。確認できたら鏡を見ずに歯ぐきに当たった歯ブラシの毛先の感覚で、一番奥の歯を含め、歯ブラシが当てられたかどうかを確認します。歯ぐきの感覚で、磨き残しを防ぎ、歯磨き手抜き症を予防します。
Fわくわく糸ヨウジ磨き
むし歯が最もできやすい所は、実は歯と歯の間。特に銀冠をかぶせられたりした歯の隣の歯は、すぐにむし歯になってしまいます。この歯と歯の間のむし歯を予防する唯一の切札は、糸ヨウジ磨きです。切れにくい「糸ヨウジ」を1日1回使って歯と歯の間の健康づくりをしましょう。
G歯間ブラシ磨き
歯と歯の間や、奥歯の根と根の間にすき間があいてしまった人は、歯間ブラシの使用をお勧めします。また、食事の後に食べ物がつまって妻楊枝を使っている人は、傷がつきますので歯間ブラシを使いましょう。